決算の時期
やっと確定申告が終わりました。
しかし、息つくまもなく3月決算法人の申告が待っています。
事務所のクライアントさんも3割以上が3月決算です。なぜ3月決算が多いのか、私なりに考えていました。
まずは、法律上3月決算が義務付けられているケースです。社会福祉法人(特別養護老人ホームや保育所など)や学校法人などがこれにあたります。第3セクターなども法律で決められているわけではありませんが、官公庁の事業年度にあわせて3月決算にするケースが多いようです。
次に上場会社の子会社である場合です。現在は上場企業の9割以上が3月決算をおこなっています。連結決算が主となっている現状では、やはり親会社に事業年度を統一するケースが多いといえます。
そのほかにも、やはり年度の区切りということで3月決算を選択されるケースも多いようです。
よく「本来、どのような月に決算を迎えたらいいのでしょうか?」というご質問を受けます。これについても、唯一の正しい答えがあるというものではないと思いますが、一般的には会社のオフシーズンにおこなったほうがいいのではないかと思います。たとえば、ビール会社などは冬場に決算をおこないます。この業界は夏場が繁忙期で、冬場は在庫も少なくなります。当然、決算にかかる負担も軽減されることになります。
百貨店は2月決算が多いようです。冬のクリアランスセールが終わったあたりでしょうか。
清酒を製造する会社は9月決算が中心です。冬場に酒を造り始めるので、このような時期になるのでしょう。
いずれにせよ、ある時期に決算期を設定すれば、毎年の比較は同じようにできるのですが、決算の負担等を考えれば、閑散期に決算をおこなったほうが負担は軽いと思います。