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2008年03月24日

経営計画書

 先週末はあるクライアントの年度方針発表会に招かれ、出席しました。
 大企業の場合は中期経営計画や次年度の予算などはきちんと整備されていますが、中小企業の場合には、なかなかそこまでできている企業は少ないようです。
 決算はあくまで過去の期間の業績をあらわすものです。決算をおこなっているときは、すでにその対象となる期間は経過しています。ですから、その時点で数字を変えることはできません。(見積もりに基づく引当金の計上など若干例外はありますが。)

 中小企業が決算を組む場合、例えば3月決算を例に取りますと、2ヵ月後の5月31日が税務申告の期限となりますので、そこを目標に決算をおこなうことになります。

 実際に決算が仕上がるのが5月20日頃とすれば、この時点ではすでに新年度が始まって2ヶ月を経過する時期となっているのです。よって、新年度からすぐに会社の経営の羅針盤ともいうべき経営計画書があれば、決算の期間中であっても新年度における予算・実績対比や、原因分析などをおこなっていくことができます。

 中小企業の経営者の方は、「必要だとはわかっているのだが…」という反応をよく示されますが、最近では比較的簡単に経営計画書を作成できるツールがあります(TKCの継続MASシステムなどは代表的なものです)。是非一度、経営計画書作成にチャレンジしてはいかがでしょうか。また新たな発見もあるかもしれません。

2008年03月15日

決算の時期

 やっと確定申告が終わりました。
 しかし、息つくまもなく3月決算法人の申告が待っています。
 事務所のクライアントさんも3割以上が3月決算です。なぜ3月決算が多いのか、私なりに考えていました。
 まずは、法律上3月決算が義務付けられているケースです。社会福祉法人(特別養護老人ホームや保育所など)や学校法人などがこれにあたります。第3セクターなども法律で決められているわけではありませんが、官公庁の事業年度にあわせて3月決算にするケースが多いようです。
 次に上場会社の子会社である場合です。現在は上場企業の9割以上が3月決算をおこなっています。連結決算が主となっている現状では、やはり親会社に事業年度を統一するケースが多いといえます。
 そのほかにも、やはり年度の区切りということで3月決算を選択されるケースも多いようです。
 
 よく「本来、どのような月に決算を迎えたらいいのでしょうか?」というご質問を受けます。これについても、唯一の正しい答えがあるというものではないと思いますが、一般的には会社のオフシーズンにおこなったほうがいいのではないかと思います。たとえば、ビール会社などは冬場に決算をおこないます。この業界は夏場が繁忙期で、冬場は在庫も少なくなります。当然、決算にかかる負担も軽減されることになります。
 百貨店は2月決算が多いようです。冬のクリアランスセールが終わったあたりでしょうか。
 清酒を製造する会社は9月決算が中心です。冬場に酒を造り始めるので、このような時期になるのでしょう。
 いずれにせよ、ある時期に決算期を設定すれば、毎年の比較は同じようにできるのですが、決算の負担等を考えれば、閑散期に決算をおこなったほうが負担は軽いと思います。