周防大島に訪れて
一昨日、昨日と所用で山口県の周防大島というところに行ってきました。山口県の柳井市の南側にある大きな島で、瀬戸内海では淡路島、小豆島に続く三番目に大きな島だということでした。
車で島をぐるりと回ったところ、主な産業は果樹(特に蜜柑類)と、漁業そして土木建設業かなと感じました(仕事柄、旅行していてもどうしてもこのような見方をしてしまいます)。
日本の地方においては、どこにいっても公共事業によって受注をおこない営業している土木建設業の会社があります。
最近は歳出の削減が盛んに言われ、特に公共事業費がやり玉にあがっています。一般に悪者のように言われる公共事業ですが、地方ではそれにより生計を立てている事業者が多いのも実情です。
私の住む福岡県朝倉市も比較的公共事業が多くおこなわれている地域ですが、同様に近年では発注額が減り続けています。しかし一方では農業出荷額も多く、高速道路も整備されていることから企業も立地しており、産業構造が広がりをみせているので、公共事業の減少が地域経済に深刻な影響を与えるまでには至っていないように思います。
最近は都市と地方の格差がいわれていますが、地方間の格差も相当に生じてきている事実も見逃せないと思います。就労機会の減少→人口の減少→税収の減少 というスパイラル、そして都市に就労の場を求められない高齢者に対する福祉支出の問題など、地方ではこのような問題を抱える自治体が多くなってきています。
政治家のブログのようになってきましたが、地方に身を置く者にとっては常々考えさせられる問題です。