繁忙期
3月決算法人の“超”繁忙期がやっと終わりが見えてきました。
一般的に上場会社及びその子会社は3月決算法人が圧倒的に多いわけですが、若干の例外もあります。例えばキリン、アサヒ、サッポロのようなビール会社は12月決算で、大丸、高島屋などの百貨店は2月決算です。
上場会社の場合、決算日より3ヶ月以内に株主総会を開催します。よって上場3月決算法人の場合は6月下旬頃に株主総会を開催することになります。
ところが、この期間に繁忙期を迎えるビール会社などは、繁忙期をずらして決算期を設定していると思われます。
通常、決算期は年間で売上高が大きく動くような会社は、閑散期にあわせて決算をおこなった方が合理的といわれています。
会計の視点からみれば、売上げが少ない時期は
@ 製品在庫が少ない
A 売掛金などの売上債権も少ない
B 製造→販売→代金回収といったサイクルで数字をとらえることができる
などの理由から、決算作業も比較的容易におこなえるといえます。
中小法人の場合も全く同様なので、各社の実情にあわせた決算月を設定するのがいいのでしょうが、結果的に3月決算法人の割合が圧倒的に多いのが実態です。
中には、学校法人や社会福祉法人のように、3月決算が法律等で定められているものもあります。
いずれにせよ決算は利害関係者への報告であるとともに、経営者自身が自社の状況を把握するツールであるといえると思います。決算上あらわれた数字の持つ意味を考えていくことが、経営における重要なステップだと思います。